真摯な工程管理
「高品質」の優れた製品を作ることは当たり前のことです。しかし、品質とは、製品の製造工程だけではなく、ご注文をいただいたときの対応に始まり、お客さまのご要望に応じて最適な技術をもって製作し、決められた納品日にきちんと製品を納め、納品書などの関連書類などを不備なくお届けし、適切な代金をお支払いいただくまでの工程の一つ一つを適切かつ確実に遂行するという一連の流れで成り立っています。チヒロ鋼材は、単に機械で製品を製造するというだけではなく、このような「行間」を隙間なくこつこつと埋めることができてこそ、製品としても会社としても「高品質」を実現できると考えています。当たり前のことを一つ一つ当たり前に ― それがチヒロ鋼材の品質です。
全ての社員の「考える力」とプロとしての「仕事」
製造技術が発達した現代の製造業では、個々の工程で高度な職人技を発揮する必要はないように考えられる方が多いかもしれません。最先端の機械を使用したラインの中に入り、定められた作業手順をこなすだけであれば、短期間で誰でもできるようになります。しかし、それは単なる作業です。プロとしての仕事には、作業の上に独自のエッセンスを加える必要があります。製造過程においても、職場の人間関係においても、自らの頭で考えて全体を見渡し、次の工程を想像し、点と点をつなげる工夫することがチヒロ鋼材の社員の仕事であり、チヒロ鋼材の製品の質です。チヒロ鋼材には筋金入りの仕事のプロフェッショナルが揃っています。
充実の設備
創業以来、チヒロ鋼材は常に中長期的な視点で計画的に本社・和歌山の両工場で設備投資を行ってきました。最新の情報で社内教育をアップデートし、最新の設備を取り入れることで、さらなる技術の向上を心掛けています。物理的な作業機械のみならず、工程管理や経営管理のシステムも現在のようにDXやIoTがうたわれるずっと以前の1990年代初頭から積極的にIT化を進めてきました。その投資回収には10年単位の年月を要しますが、お客さまの望まれる確かな品質を提供しつづけるため、お客さまと当社の双方にとって有益な結果をもたらす土台として必要な努力であると考えています。一朝一夕に結果を得ることはかないませんが、今この時点で始めなければ将来の結果は決して生まれません。今日のチヒロ鋼材があるのも、こうした姿勢を認めてくださる多くのお客さまのご理解あってこそです。
数多くの実績と高い評価
チヒロ鋼材の継ぎ目材・補強材は、あべのハルカス、京セラドーム、大阪駅コンコース、USJのアトラクション、そして大型施設の巨大なクリスマスツリーをはじめとするさまざまな巨大建造物の鉄骨や身近な構造物の重要な部材として多様な種類とサイズで幅広く使用されています。その高い品質は、長年数多くのお客さま方から「チヒロの加工なら安心」と高いご評価をいただいています。
